雲根志
画像の拡大 木内石亭 『雲根志』

 木内石亭(1724-1808)は、近江出身の鉱物・化石研究者で、平賀源内とともに、「化石」という用語を初めて用いたとされる。
 雲根とは中国の古語で「石」を意味する。湿気を含んだ空気が冷たい石に触れることにより水滴となり雲となることから、石は雲の基と考えられていた。
 この本の中で、石亭は、全国から集めた石を、その形態や由来などによって 、霊異類・采用類・変化類・奇怪類・愛玩類等に分類し、挿絵とともに解説を加えている。
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タイトル/編著者等 雲根志 / 木内重暁著述||ウンコンシ
各巻情報 前編巻之1-5; 後編巻之1-2, 巻之3 [上] , 巻之3下, 巻之4; 3編巻之1-6
その他のタイトル 湖上石話雲根志||コジョウ セキワ ウンコンシ
その他のタイトル 諸國石話雲根志||ショコク セキワ ウンコンシ
本文言語 日本語
出版情報 大坂 : 須原屋茂兵衛[ほか] , 安永2-享和元 [1773-1801]
形態情報 15冊 ; 21.9×15.7cm
注記 和古書(明治より前に刊行された図書)につき記述対象資料毎に書誌作成
注記 刊本
注記 前編5巻(5冊),後編4巻(5冊),3編6巻(5冊),全15冊 (帙なし)
注記 巻次は巻頭より
注記 前編の刷り題簽の書名: 湖上石話雲根志 (「湖上石話」部分は小字二行書き)
注記 後編巻之3はニ分冊だが、刷り題簽にはそれぞれ「雲根志 ,後篇,三」「雲根志 ,後篇,三之下」とあり
注記 3編の刷り題簽の書名: 諸國石話雲根志 (「諸國石話」部分は小字二行書き)
注記 前編の刷り題簽「一」と「ニ」が逆に付けられてあり、朱筆にて訂正の跡あり
注記 3編の刷り題簽は「一」から「五」まであり、「一」に巻之1および巻之2が収載。以下、「ニ」に巻之3、「三」に巻之4、「四」に巻之5、「五」に巻之6
注記 前編の出版年は序より, 3編巻之6の刊記に「享和元年」「浪華藤井元粛識」とあり
注記 前編後編3編すべての後表紙見返しに出版者名あり:「三都發行書肆」 「須原屋茂兵衛, 同伊八, 山城屋佐兵衛,西宮彌兵衛, 岡田屋嘉七, 岡村庄助, 永楽屋東四郎, 英屋大助(以上江戸), 吉野家仁兵衛(京都), 菱屋藤兵衛(尾州), 河内屋喜兵衛, 同和助, 同卯助(以上大阪)
注記 四周単辺11行 内匡廓: 17.6×13.4cm 単魚尾 平仮名付訓
注記 挿絵(墨印)あり
注記 一冊ごとに「寶茂」の印記あり
注記 保存状態: 前編巻之1,3編巻之3に虫食いあり
著者標目 木内, 石亭(1724-1808)||キウチ, セキテイ
NCID BA83641243
出版年1773
請求記号5||615-1
5||615-2
5||615-3
5||615-4
5||615-5
5||615-6
5||615-7
5||615-8
5||615-9
5||615-10
5||615-11
5||615-12
5||615-11
5||615-14
5||615-15
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